空っぽ。

書きたいことがあったはずなのに、書なきゃいけないことはまだまだあるはずなのに、私の指は何も生み出さない。生産性のない文字書きに人権なんてないだろう。私は今も物書きだと名乗っていいのだろうか。虚しさだけが私の頬を撫でる。扇風機の生温い風みたいに。

今の私は何かが空っぽなのかもしれない。でも、空っぽっていう気は全然しないのに。

気持ちばかりが焦って、つるつると滑っていくみたい。感情がそういう状態。足が地についていないみたいな、気持ちの悪い浮遊感に酔って吐いてしまう直前のような、そういう居心地の悪さ。早く抜け出したい。そのためにも何か書かなくちゃ。焦りが焦りを呼んで、私はもう、ダメかもしれない、と思い始めるのも時間の問題。そうなる前になんとかしなきゃ。

空っぽの私には、価値がないのだから。

閉吐 憂。のひとりごと

amebloより気軽にひとりごとを。

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